20180107_デビルマン crybaby 観終わった

     2018-01-08
      前回のエントリー
    ●Touhou-Style Blog2 20180105_デビルマン crybaby
     翌日に残りの5話を見てしまった。月曜からはスタートレック・ディスカバリーが再開するからね(^^;5日のエントリーでは多少否定的な感想を書いたけど、今回最後まで見てしまったので改めて感想を。







     まずは俺とデビルマンの思い出から。デビルマンの原作とアニメが開始したのはその前の年の1972年、俺は1973年生まれなので当然ダイレクトな世代ではない。「デビルマン」という作品を初めてみたのは1981年、熊本に熊本県民テレビ(KKT)が開局した時に夕方5時台のアニメ放送枠(今では皆無になってしまったなぁ…)で、確か月曜日に「デビルマン」、火曜日に「バビル2世」みたいな感じで放送していたのを記憶している。バビルにデビルで韻を踏んでたのでよく覚えてるんだよな(^^;ということでアニメから入った俺は、原作を見たことがなかったというか、存在すら知らなかった。
     それからしばらくして近所に子供専用の漫画喫茶のようなものがオープンした。そこはジュース代で200円ほど払ったら漫画を読み放題というシステムだった記憶がある。そこで目にしたのが原作の「デビルマン」だった。ま、それが蛭田充版でなかったのは幸いだったが、そのあまりにもアニメ版とかけ離れた内容を知り、夕暮れの帰り道、一人心細さを抱えて家路についたのを覚えている。作品全体に渡る絶望感、わずか10歳程度の子供にとっては残酷な内容だった。正義は必ず勝ち未来は明るいと信じて疑わなかった俺に絶望を味あわせてくれた。そしてその内容が忘れられず、小学5年生になったときに愛蔵版を購入した。それから30年以上経ったが、その間に新デビルマンやOVA版、デビルマンレディにバイオレンスジャック、実写版と様々なデビルマンを見てきたが、あの時最初に読んだ原作の衝撃は超えなかった。

     そして今回のアニメ化、最後まで映像化するという前振りで「大丈夫なのか?」と心配したが、その不安は6話以降に解消された。

     このアニメは原作をベースとし、かつてデビルマンというアニメが存在した現代に近い設定。主人公不動明が陸上部に所属するなど少し設定は変わっているが、おおまかな部分はそのままだ。登場するデーモン一族も原作に出てくるものがメイン、エピソードはかなり変更されてはいるが、それぞれのデーモンが登場する回に準拠した展開で進む。シレーヌはカイムと合体するし、ゲルマーは美樹に取り憑くし、ジンメンは原作でのサッちゃんから明の両親に変更されていたりする。
     原作通り、人間を滅ぼすために悪魔(デーモンという呼称は出てこない)が進出、それに対抗するために明と親友の了はサバトと称したドラッグパーティに潜り込みそこで悪魔との融合を行う。人間の心を保ったまま悪魔界の勇者アモンと合体した明は人間の心を持った悪魔「デビルマン」となり、人間を守ることを誓う。
     しかし、状況は悪化の一途をたどる。いくら強い悪魔と融合したところで多勢に無勢、密かに悪魔は人間界にはびこり被害者は増える一方、そんな中、信じていた了の裏切りにより明の正体が明かされてしまう。了は人間ではなくかつて神に反抗して地獄に落ちたサタンだった。
     人間による人間狩りが世界中で起こりやがて牧村家にもその手が伸びる。無残にも惨殺された美樹との再会が人間への決別となる。そして明が率いるデビルマン軍団と了が率いる悪魔軍団との最終決戦が始まる。神はそれと時を同じくして動き出す…

     ざっくりとした説明だが、実際には作品を観て欲しい。湯浅政明監督による「四畳半神話大系」ライクな動きやラップの多用に多少抵抗を感じる部分はあるが、そこを抜ければ紛れもないデビルマンが待っている、人間と悪魔とデビルマンと、それぞれが願いながらも誰も成就することのない絶望しか無い内容、これがデビルマンなのだ。

     作品中で最も印象的だったのが明が世話になっている牧村家の子供である太郎がある日突然悪魔と融合していたところから始まる展開、いち早くそれに気付いた母亜樹子が太郎を連れて失踪する。それを探しに暴徒のはびこる街に飛び出す父ノエル、了の協力を得て避難キャンプにいる二人を見つけたがそこでは悪魔と化した息子が今まさに母親を捕食しているところだった…途中で暴徒から奪った銃で命を経とうと息子に銃を突きつけるが、父親を目に涙を流しながら母親を飲み込み続ける息子に引き金を引けずに苦悩する父親、その前のシーンで教会内で「お母さん、もう我慢ができない(肉を食べたい)」と欲する太郎を連れてテントに引き上げる亜樹子はその身を差し出したのだろうが、あまりに辛すぎる展開。その後3人は揃って射殺されるのだが、あまりにも辛い展開で、自分の子供がオーバーラップして泣きそうになった…その後の天涯孤独になった美樹へも悪魔狩りの手が迫り、ついには原作通りに背中から切り裂かれ、そして五体バラバラにされ炎上する牧村家の前で串刺しにされる…そう、俺が初めて原作を読んだときのあの恐怖と絶望が蘇ったのだ…正直観るのが辛かった、「原作を最後まで映像化するとか、あんなのどうやってやるんだよ」と多少バカにしていた感があったがここまでやり遂げるとは…この作品に対しての制作側の意気込みが本当に伝わった。

     文句なしの名作とは言い難いが、現代版デビルマンという解釈ではこれは現状で最高傑作品ではないだろうか?こんな作品を2018年が始まってわずか1週間で観ることとなり、今後これ以上の作品が出てくるのかそういう意味でも絶望してしまった。そしてこんな時期に酷評高き実写版デビルマンをプライムビデオで配信しだしたAmazonにも絶望したがw

     とにかくこの作品観て欲しい、こんなに後味が悪く救われない話はなかなかないと思う。しかしそれがデビルマンなのだ。



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    20180105_デビルマン crybaby

     2018-01-06
       本日より配信開始されたNetflixの「デビルマンcrybaby」をとりあえず5話まで観た。初めて原作を最後まで映像化するとのことで、期待していたんだが、どうなのかねぇこれ…



     現代風にアレンジして「四畳半神話大系」を混ぜた感じがさすが湯浅監督、これでもちゃんとデビルマンしてるんだわ、エログロもちゃんとやってくれて、なんというか、豪ちゃん先生の世界観を踏襲して消化しているような感覚は素晴らしいかも。ただ、各所に出てくるラップが邪魔だ、あれやめてくれ…

     ストーリーは原作には忠実ではないけど、原作に出てきたデーモンはシチュエーションこそ違えど原作と同じような戦い方をしているので原作を知ってると面白い。了の秘書、あれぜってーサイコジェニーだろw
     明日、残りの5話を見てしまう予定だが、たった10話で全部映像化できるのかと思ったがここまでアレンジしてあるなら原作なんかどうでもいいような気がしてきた。物語の最初にすでに天使の大群は出て来るし、潘めぐみの甘ったるい喋り方についつい引き込まれそうになるしwもう少しで悪魔狩りが始まるんかいな…




    20171117_追悼 鶴ひろみさん

     2017-11-17
      鶴ひろみ
     11月16日、声優の鶴ひろみさんが亡くなった。首都高でハザードランプをつけ停車した状態で。死因は大動脈乖離、他の車を巻き込まないように移動させハザードランプをつけて停車など、この症状の痛みでは考えられない状況ではなかろうか…
     印象に残る役はブルマ(ドラゴンボール)、ドキンちゃん(アンパンマン)、美神令子(GS美神)、鮎川まどか(きまぐれオレンジロード)等々…一番思い出深いのが「幻夢戦記レダ」の朝霧陽子だ。いのまたむつみさんの絵も大好きなんだけど、それにあった声、劇中設定ではあるが恋を成就させるべく作った自作の曲が引き金となって異次元世界アシャンティで伝説の戦士「レダ」となりゼルと戦う、ヒロイックファンタジーという聞き慣れない世界観を見せてくれた作品だっただけにものすごく影響された(多分これを契機に日本のファンタジー路線ではビキニのねーちゃんが多数登場することになる)。何ともいえない色気のある声に少々男勝りな役が似合うのに、ブルマのような可愛い役だってお手のものと、思い出せばあれもこれも鶴さんだったなぁという感じだ。
     それだけ魅力のあるお声なだけに今も長寿番組であるアンパンマンやドラゴンボールでの重要な役回りが続いており、降板となるのも本当に悔しい。
     ここのところ声優さんも若くして亡くなる方が多いのが本当に残念でしょうがない。最近こそあまりアニメも見なくなってきたのだが、若い頃に熱中してみていた作品群に必ずと言っていいほど出られていた方が次々と亡くなっていかれる…本当に残念だ。また天国で新たな役を演じておられると信じ、ご冥福をお祈りしたい。ありがとう…

    今日は「幻夢戦記レダ」を見ながら一杯やることにするよ…

    20170721_うまい人は何歌ってもうまいんだな

     2017-07-22
      たまたま見つけたんだが、山野さと子さんがいろんなアニメの主題歌を歌ったバージョンがYouTubeに上がっているのを発見して聞いてたんだが、うまいなぁ(^^)なんか感動したのでアップしとこうと。








     個人的に「見知らぬ国のトリッパー」と「悲しみよこんにちは」は原曲のほうがいいと思うけど、にしてもアレンジなしに正統派で歌いきる歌唱力に脱帽。このアルバム欲しくなった(^^)



     そう言えば「ドラえもんのうた」も最初は大杉久美子さんだったのがいつの間にか山野さと子さんに代わってたよな、全然気づかなかった(^^;つかどっちのお声も好きなんだよね(^^)

    20170215_CYBORG009 CALL OF JUSTICE

     2017-02-16
     
    009-01.png
     Netflixにてサイボーグ009の新作「CALL OF JUSTICE」が配信開始になった。すっかり忘れてたが、ネットでインタビューを読んで思い出したので見てみることにした。

    009-02.png
     CGのレベルとしてはまぁ、てかりがあったり、モーションが甘めだったりと前作「RE:CYBORG」に比べると質は落ちるが、そこではなく内容にとても惹かれることとなった。この作品を009の正統後継作品として仕上げているのだ。

    009-06.png
    0013との死闘
     リビルドやリメイクとは異なり、1960年代から事件の裏で必ず目撃される00ナンバーの姿を当時よろしく証拠写真として登場させ(0013との神社での戦いとか、ベトナム戦争、ミュートスサイボーグ編などの名場面、これ見ただけで鳥肌が立った)

    009-03.png
    ちゃんと四つ指!

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     さらに009の誕生エピソードを白黒で再現(目覚めた時に戦ったあのロボットもそのままのデザインで四つ指!)し、正直「ここまでやるか!」とうなってしまった。

    009-05.png
    魔神像内部、黒い幽霊団(ブラックゴースト)の正体と最後の決着

     ここまで原作を丁寧に描いて消化させながら本編を描くとは思いもしなかったので期待もせずに見たんだが見事にはまってしまった。これは旧ファンの心もわしづかみにすること間違いなし。RE:CYBORGの時の違和感が全くない(ただし、この作品では時間軸にこのエピソードも含まれる)

     00ナンバーの名称も「ジェロニモ・ジュニア」を使っているし、ピュンマはケニア出身になって平成009のムアンバ共和国とかじゃないのもいい感じ。声優陣も違和感なく、これは続けて見ることが出来るうれしい内容だ。この俺が褒めてんだ、相当なものだw

    主題歌も最初はだれだ?とか思ったが、MONKEY MAJIKということで、なるほど、これもいい感じ。EDには「誰がために戦う」の一節も出てくるのでもうファンには興奮もの間違いなし。

    009-07.png
     ということで、俺的にはかなり高評価な作品となった。まだ最後までは見ていないが、これは間違いなく最後まで面白いはず。これなんだよ、俺が求めてるのは「サイボーグ009対デビルマン」とか「RE:CYBORG」じゃないんだよ!これが出たのですべて許すわ。環境が整ってる方、009のファンの方はNetflixに加入してでも見る価値があると思う。1ヶ月間タダだし、ぜひ見て欲しいと思った。






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    ●20140723_RE:CYBORG




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